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七月のなまけもの
七月のなまけもの

No.165

今日は『アルファズル戦記』第一部後半から登場した、重要キャラクターのひとり、クラリス・フェイミンについて語りたいと思います。
一応ネタバレなので、畳みます。

もとをただせば広義の『アルファズル戦記』第四部(イリス異世界召喚編)を作っていた時に、
「イリスの守役の騎士」とだけ設定して放っておいたキャラでした。
古いファイアーエムブレムをプレイしていた方には通じると思いますが、所謂ジェイガンポジションです。(成長率の低い序盤お助けキャラ)

それがクレテス編を作る時に、クレテスにも、エステル編のアルフレッドのような助言役がついていた方がいい、ただアルフレッドとは明確な差別化をした方がいい、なら戦う力を持たない軍師に徹しよう、という考えが浮かびました。
その時、イリス編のクラリスの事を思い出し、彼女が若い頃クレテスにそばづいていたなら、「恩人の娘を守る」という強い動機が生まれるな、と、クレテスのはとこ(当時は従兄妹ではなかった)として、軍師クラリス16歳が爆誕しました。

当時はシミュレーションRPGツクールでアルファズル戦記を作っており、エステル編とクレテス編はだいぶここで話を詰めました。
クラリスとピュラが将来夫婦になることも勢いで決めましたが、当時はまだ本編中が初対面でした。(ピュラが聖王教会の聖剣士であることを隠してクレテスに近づいた)
その中で、クラリスが騎士になることを決めるシーンがあったのですが、なんかけっこういいこと言ってたし、ピュラともいいかんじになっていたのですが、今すぐに本文が出せないのが惜しいです。

そしてリメイク第一部。
後半はクレテス編を混ぜる、と決めた時点で、クラリスとピュラはセットで登場する、イリス編での年齢を合わせるために、という設定のもとに、軍師クラリス13歳が降臨しました。
クレテスとケヒトに朗らかに接して、エステルとラケが内心穏やかでなかったのは、原典でクラリスの初恋がクレテスだった名残です。
ピュラとも最初から両片想いになり、原典では一段落くらいで撃破されていたゼイルとセルデの兄妹にも、物語を与えました。特にセルデのことは、イリス編になってもクラリスの心に残っている描写が今後にあります。

大切な人達の娘を守る。
その為に己の知力と武力を使い、時に冷徹になり、時に迷う。
原典でだいぶ年頃のお嬢さんと頭の回る軍師を反復横跳びしていた少女は、リメイクでも大人になりました。
イリスを「姫様」と呼ぶ辺りは、王位継承者としてはまだまた未熟だと思っているのでしょうが、その認識が変わってゆく姿も見守ってやってくださいませ。

あ、ちなみに数値的な話をすると、「クラリスの成長率は上がっています」。
聖魔の光石のゼトとか、ユニコーンオーバーロードのジョセフみたいに、最後まで戦えるようになっています。畳む

#アルファズル戦記

日記,ひとりごと2024年,創作